「肥満の母親に宿った『受精卵』を、ヤセ型の母親のそれと『交换』したら、生まれてくる子どもは、肥満かヤセか?」
これは人間が「やってはならない実験」の一つである。つまり、倫理上不可能な実験ということだ。
女性の子宮は「聖域」であり、その核心たる受精卵にはおいそれと手を触れるわけにはいかない(日本は受精から7日目以降をヒトとみなす)。
もっと恐ろしい実験は、ヒトとチンパンジーの交配だ。
ある科学者が「想像しうる限り、もっとも興味深い実験」と言ったというが、それは「もっとも恐ろしい実験」の一つである。
出典:
WIRED (ワイアード) VOL.4 (GQ JAPAN2012年6月号増刊)
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