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2012年9月3日月曜日

消えゆくウナギ…、流され続けたウナギの行く先は…。


「山芋から化ける途中のウナギがとれた」

明治時代の新聞には、こんな奇妙な記事が載っている。山道でウナギを見つけた御仁は、きっと不思議に思ったのだ。「川を泳ぐはずのウナギが、なぜか地を這っている…」と。

そして、中国の言い伝えでも思い出したのだろう。「山芋が変じて、ウナギとなる」とかいう…。納得のいった御仁、「ああそうか、このウナギは山芋から化けたばかりで、川へと向かう途中だったのだ」。



じつは、ウナギが山道を這うのは珍しいことではない。体表にウロコをもたぬウナギは、皮膚の毛細血管が露出しているために「皮膚呼吸」もできる。それゆえ、身体に湿り気さえあれば、水中でなくとも一週間くらいは生き続けられるのだ。

洪水などで川から打ち上げられたとしても、ウナギは山中を這って、また元の川へと戻っていけるのである。明治の御仁はきっと、そんなウナギでも目にしたのであろう。


2012年7月5日木曜日

光合成のカギを握る「ゆがんだ椅子」


世の中、「知っているようで知らないこと」は驚くほど多い。

たとえば、「光合成」というのもそうだ。おおよそ植物と呼ばれる者たちならば、「誰でも出来る」この光合成のシステムを、人類はいまだに知らないのである(名前だけなら小学生でも知っているのだが…)。