「ニュートリノ」には、他の素粒子とは色合いの異なる面が多い。
たとえば、ニュートリノはプラス・マイナスの符号を持たない粒子であり、その「正」と「反」の区別がもともと明瞭でない。
また、素粒子は一種の自転(スピン)をしており、「右巻き」「左巻き」があるが、他の素粒子は粒子にも反粒子にも、それぞれ右巻きと左巻きがあるのに、ニュートリノは「左巻き・ニュートリノ」と「右巻き・反ニュートリノ」しか今のところ見つかっていない。
出典:
日経 サイエンス 2012年 01月号
「粒子と反粒子の同一性を検証へ」
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